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No.0018 カウンセリングの意味って?

先日、こんな事を言われている方がおられました。

 

「(私が妊活中という事を知っているのだから)周りはもう少し『頑張れ頑張れ』言うだけじゃなくて、配慮するべきだ」

 

席に座られるなり少し怒り気味に早口で言われました。

 

 

話の前後がなかったので、話の筋が読めずに、それは一体どういうコトなんですか?という所から話をしてもらいました。

 

「頑張れ言うけれど、協力的でない。」

「もっと協力するべきだ。」

「私一人だけ頑張っている。」

 

そして、その周りの人の中には

 

「もう(妊活は)辞めておけ!それがいい」

 

と断定する方がいて、(体外受精の)成功率が悪いコトを重々承知の上でやっているのに、挫けさせるようなコトを言わないで欲しい。。。と。

 

確かにわかります。

そしてものすごく腹を立てているけれど、その向こうにはみんなにわかってもらえない悲しさがあるように私は感じました。

 

なのでその方に

「わかってもらなくて悲しい・・・というような気持ちが見えるのですが・・・」

と伝えたら、ふと一瞬表情が変わりました。

 

どう感じられたかはわかりませんが、こうやって正直にご自身の感情や気持ち、考えを出していただくコトは実は大切だと思います。

たとえそれがネガティブな感情やワガママと取られかねないものであったとしても。

 

ですが、世の中には正直な感情や気持ち、怒りなど、どちらかと言うとネガティブな感情や考えを吐露すると、怒られたり、諭されたり、引かれたり、注意されたり、励まされたりします。

 

怒ったり、励ましたりは『良かれ』と思ってやっています。

相手の事を親身に慣ればなるほどやってしまいます。

しかし、渦中の当事者にとっては、これはとてもツライ事、悲しい事だったりします。

そして、もう人には話さない・・・と思うのです。

 

そうすると、話す場所が無くなり一人で抱え込み、不安や悩み、怒りのループに入ってしまいます。

 

だいたい一人で悶々と考えている時は、悲惨な結論が出てきます。(全員とは言いませんが)

 

 

これってお薬では解決できない問題だったりします。

カウンセリングはそんな時に役立ちます。

 

「励まさずに聞くだけなら簡単だ」

と思われるかもしれませんが、意外に訓練が必要です。

 

私だって自分の家族のカウンセリングはできません。

だって、感情が入ってしまうからです。

お酒の席でも思うようにできません。

 

傾聴には共感が必要です。

この事でこの人は嫌な思いをしているんだなぁと理解して、やるせない気持ちを共感するイメージです。

 

こういう事をカウンセリングでは行い、お客様の『鏡』となってお話を聞かせていただきます。

鏡があれば、髪型が変だとか、メイクがおかしい時には気がつきますよね。

心の中も同じです。

鏡があれば、自分の考え方のクセやおかしな部分に気が付きます。

鏡になりきれるために私は努力しています。

 

 

他人は変えられないですが、自分自身を変える事はできます。

周りの環境は変えられないけれども、ブレない自分になる事はできます。

周りの心ない(と感じられる?)言動にブレて、妊活が苦しくならないようにサポートできればな。。。と考えています。

病院治療にも詳しい妊活専門カウンセラー在籍 漢方のサツマ薬局